ニュー・アルバム Recording Part 1

2015.09.16 Wednesday

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    去る8月某日、茨城県は筑波山の山奥にアップライトピアノを持ち込んで、
    ニューアルバムのレコーディングをしてきました。




    今回は、古典鍵盤楽器奏者の筒井一貴氏の所有するPETROFのアップライトピアノを使用。
    調律は、このチェコのピアノを取り扱っている
    ピアノプレップの山内氏に手がけていただきました。




    このPETROF(ペトロフ)というチェコのピアノは、だいぶ以前から日本に入ってきていたものの、
    ピアニストの方でも知っている人は少ないと思います。
    僕が知ったのは大学時代で、音楽学科の練習室に置いてあったPETROFのグランドに触ったのが最初でしたね。
    その後も何度か弾く機会はあったのですが、その音色の魅力に気が付いたのが昨年のこと。
    前述の筒井氏にピアノプレップさんを紹介され、そこで改めて弾いてみたときに、
    その優しく木のぬくもりを感じさせるような心地良い音色が心に響いてきたんです。
    「このピアノの響きは僕の音楽に合う!」
    そう確信しましたね。
    さらに、そのPETROFで筒井氏が僕の曲を弾いてくれたのを聴いたときに、
    他人が演奏する自分の曲を聴く愉しみを覚えたのでした(笑)


    というワケで、今回のアルバム収録曲のうちの1曲を筒井氏に演奏して頂きました!
    どの曲かはアルバム完成までヒミツです(笑)
    その代わり、レコーディングの合間に撮った筒井氏による拙作「キミ 想フ ヨルニ」をお届けしましょう♪



     

    アルバム完成は来年(2016年)の初旬頃になるでしょうか・・・。
    ピアノ曲だけではなく、僕のもうひとつの音楽性、
    エレクトロニカ的なアプローチの曲も収録する予定です。乞うご期待!!

    最後に、このレコーディング場所を提供してくれた筑波工芸 喜楽庵さまと、
    機材協力をして頂いた宮地楽器 神田店さまに感謝いたします。

    映画「月光」応援プロジェクト

    2014.08.31 Sunday

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      僕が音楽を担当させていただき、映画祭で数々の賞を受賞した映画『紲 ~庵治石の味〜』
      そのプロデューサーを勤めた有川 潤さんが、新たな映画のプロデュースに乗り出しました。
      映画のタイトルは『月光』



      ※画像はオフィシャルのチラシです

      監督は小澤雅人さん。

      長編映画『風切羽〜かざきりば〜』などで世界から高い評価を得ている実力派の監督さんです。
      そしてこの映画、製作資金をクラウドファンディングで募っております。
      というのも、この映画で描きたいことが監督とプロデューサーのお二人では抱えきれないほど重く、
      社会にとっても非常に深刻な問題となっているからです。

      この映画のテーマは「性暴力」「虐待」
      非常に重いテーマですが、TVを見てるとこの手の被害に遭ったというニュースを目にしない日はないくらい

      ありふれたことものとなってしまっています。
      悲しいことですが・・・。
      自分の周りにはそういったことはないと思っていても、気づいてないだけで潜在的に存在しているのかもしれません。
      事実、被害者の方はそのことを言い出せない人が非常に多いのだとか。
      詳しくは映画「月光」応援プロジェクトのページに譲りますが、
      やはり周りが気づいて動かなければなにも状況は変えられないと思います。

      この映画の趣旨に賛同して頂ける方がいましたら、是非お力をお貸しください!
      いちサポーターとしてお願いいたします。



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      ペトロフはチェコのピアノ

      2014.07.01 Tuesday

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        先日、古楽器奏者の筒井氏からお誘いを受け、白金台にあるピアノ店ピアノプレップさんにお邪魔してきました。
        このお店、なんとペトロフというチェコのピアノ専門のお店です!
        ペトロフというピアノをご存知の方は少ないかもしれませんが、チェコの首都プラハは音楽の都として有名ですよね。

        僕自身が初めてペトロフを知ったのは、十数年前の大学時代。
        放送学科だった僕は、音楽学科の練習室にこっそり忍び込んでピアノを弾いたりしてたんですが(笑)、
        ある日忍び込んだ部屋に見慣れない灰茶色のシブいグランドピアノがあったんですね。
        鍵盤の蓋を開けると「PETROF」と書いてあって。
        当時の僕が知ってた舶来ピアノはスタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン、あとはプレイエルくらいだったかな。
        プレイエルも「P」で始まる名前だけど、明らかに違う。
        当時ピアノのレッスンを受けてた音大出のミニスカおねーさんに聞いても知らないと言うし(笑)
        で、ネットで調べたらチェコのピアノだと判明して、「へぇ〜」と。
        それくらいの印象しかなかったんですが、それから何年かして都内のとあるピアノ店で邂逅。
        だいぶピアノの音が分かるようになってきた頃だったので、改めて弾いてみてとても良いピアノだなぁと。
        それからさらに数年。
        このピアノプレップさんで2度目の邂逅となったのです。




        個人的な印象ですが、ペトロフのピアノは"木の音"がします。
        ベーゼンドルファーも同様に言われることがありますが、

        僕の感覚では、ベーゼンは"とても小さな槌でとても大きな木の箱を叩いて響かせた音"という感じなんです。
        故に角の取れた繊細なアタックとふわりと匂い立つような響きを感じます。
        対してペトロフは、"上質な木材を素手でコンコンと叩いた時のような感じ"がするんですね。
        決して華美ではなく、素朴だけどどこか懐かしく、温かく、深みのある響き。
        僕が書くピアノ曲にはこういう音が似合うなと(笑)
        もちろんベーゼンドルファーも相変わらず大好きで、最も馴染みのある音色であることに変わりはないですが、
        自宅に置いて作曲のお供にするならペトロフがいいなぁと思いましたね。
        特にアップライト!
        ヨーロッパのアップライトピアノはなんでこんなにも良く鳴るんだろうか。
        並の国産アップライトではまったく味わえない境地です。

        そんなペトロフのアップライトピアノを使ったピアノコンサートが、7月21日(月)にこのピアノプレップさんで開催されます♪
        演奏はこのお店を紹介してくれた筒井一貴氏!
        あっ、ちなみにここまで書いてきたのは別にこのための布石ってワケじゃないですよ、決して(笑)
        純粋に僕がペトロフのピアノと再会して感動したことをお伝えしたかっただけ。
        そしたら流れ的に宣伝しちゃってもいいかなって(^^;;
        ピアノに興味のある多くの人に、この東欧の素晴らしいピアノの音を体験して欲しいなと。
        コンサートには行けなくても、お店を訪ねて直に触れてみるのもイイですね。
        むしろそれが一番(笑)
        きっとステキな時間をすごせると思います♪



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        AZiS 〜庵治石の音〜

        2014.06.28 Saturday

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          本日、秋葉原で開催されているポータブル・オーディオのイベント、ポタフェスに行ってきました。
          お目当ては、僕が音楽を担当させて頂いた映画「紲 〜庵治石の味〜」を通してご縁のあるAZiSというブランド。
          日本の銘石「庵治石」を使った製品を開発されていて、今回のイベントでは小さなスピーカーシステムや
          ヘッドフォンスタンドなどのアクセサリーなどを出展されてました。

          今回、僕が試聴させて頂いたのはS2というデスクトップのスピーカーシステム。
          アンプ部は真空管アンプとデジタルアンプのハイブリッド仕様。
          スピーカーは5cmのフルレンジユニットとなります。
          それに加え、オプションのサブウーファーを随時ON/OFFして試聴。
          ソースは同社のハイレゾ対応ミュージック・サーバー
          muSaからの再生です。

          これらのすべてに庵治石が使われており、デザイン性はもとより制振効果など音質向上にも寄与しているようですね。

          さて、肝心の出音ですが。
          5cmのユニットから出ているとは思えない、音楽的に豊かな音!
          最近の多くのオーディオは無理にワイドレンジ化したような印象を受けるものも多いですが、
          これはとてもナチュラルで心地よいサウンドです。
          無理せず、小さなユニットから得られる音を最大限に引き出したという印象ですね。
          このサイズにもかかわらず、音楽的な低域の鳴りっぷりが見事でした!
          もちろん絶対的な低域の量感は少ないのですが、音楽に必要なポイントは押さえられてます。
          低域を無理して出していないぶん、中域〜高域にかけての見通しがよく、アタック感の再現も良いですね。
          音像もスピーカー間に広がる箱庭のような感じで、ミニチュアサイズながらもリアルな感触。
          このあたりはフルレンジユニットの良さが引き出されてる感じです。
          サブウーファーをONにすると、当然ながら低域が補強されます。
          それも、ただブリブリに補強するのではなく、程よくレンジが広がる感じ。
          全体の音像が少しぼやけるような感じもしましたが、
          これは、このサブウーファーが前モデルのS1用にチューニングされたものだからのようですね。
          このあたりの改良も検討しているとのことでした。

          これらに加え、今回はこのシステムにヘッドフォン出力を拡張できるアンプコンバータ
          Seleの試作機も展示されてました。
          手巻きのトランスを2基も搭載し、アンプからの音を色づけなく出力できるような設計になってる模様。

          試聴に使った音楽ソースやヘッドフォンが使い慣れたものでなかったため詳細な感想は割愛しますが、
          小さく細かい音までしっかりと聴き取れるクリアな音質なことは確かで、その実力がうかがい知れます。

          ポタフェスは明日(6/29)まで開催しているので、みなさまも是非AZiSブースにお立ち寄りくださいませ。
          他の出展ブースとは趣を異にした世界が体験できますよ♪





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          思い出のオト。オムトンのオンガク。

          2014.06.22 Sunday

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            久々にオムトン聴いてます。



            この4thアルバム「Odorudake」の録音とミックスはすべて僕がやらせていただきました♪
            伊豆のスタジオに1週間泊まり込んでレコーディングしたっけ。
            この音を聴いてると、そのときのことがまざまざと思い出されます。

            暑い夏の伊豆。
            気さくなスタジオの人たち。
            かわいい飼い猫。
            作業は深夜までおよび、せっかくの伊豆なのにほとんど毎晩ファミレスだったな(苦笑)
            けど、時間を忘れるくらいステキな楽曲たち。
            あぁ、ついこの間のことのようだ。
            音と記憶はリンクしている。
            思い出のオト。オムトンのオンガク。


            オムトン
            http://www.omu-tone.com


            ちなみに彼女らの1stアルバム「omu-tone」のREC&MIXも僕がやりました。
            当時は手持ちの素人に毛が生えたくらいの機材でやったもんだけど、
            この4枚目を録ったスタジオは安全地帯が昔から使ってところで、
            ビンテージ機材を思う存分に使わせてもらったっけ。
             

            とにもかくにも。
            彼女らとはまた仕事したいなぁ。
            今度は僕の曲に参加して欲しい!



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