近ごろ思うこと

いま作業を進めてる音楽プロジェクトを通してつくづく思ったこと。
それは、やっぱり音楽は人間が生み出すものだということ。
いまやMac1台買えば誰でもとりあえず音楽を作れる時代だけど、
そこには人間の創造力が不可欠であると。
紙とペンがコンピュータに置き換わっただけのことで、
音をどう構築していくはその人次第。
まぁ当たり前の話なんですけどね。
けど、あまりにも便利な環境に慣れきっていると、
そういう当たり前のことをついつい見失いがちになる。
音楽を構成する"音"を1音1音バラバラにして掌で転がしてみると、
消失してしまいそうな真実を目の当たりにする。
この真実が音楽のすべてではないけど、
少なくともひとつの側面ではあると思う。
音楽はとてもグラフィカルなものだ。

手法の技術革新。
思考の原点回帰。

そして新たな音楽がまた生まれる。
やっぱり音楽は面白い。



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古渡依里子/足立晃栄 joint exhibition

先日、このブログでも紹介した僕の先輩、足立晃栄さんの二人展へ行ってきました。


詳細はコチラ


今回の足立さんの作品もスゴイです。
確かな造形力に裏打ちされた独特の世界観とクオリティの高さには、相変わらず脱帽です!
単なるリアリティの追求ではなく、非現実的なリアリティに溢れている点が魅力。
例えば、今回のメインであろう作品なんかは、地層を発掘してるときなんかに出土したら
「こんな造形の出土品は初めてだ。これはいつの時代の芸術だ?」
ということになりそうな(笑)
思わずそういうシーンを想像してしまうような造形美。
時代を超えても通用するんじゃないかと思いますね。
今回以降、海外での展示なども視野に入れてるとのことで、大いに期待してます!

もうひとりの主役、古渡依里子さんの作品もすごく良かった!
部屋に入った瞬間にその良さを感じました。
油彩と木版の抽象画。
色彩や質感がとても好み!
想像力を掻き立てられます。
Macのデスクトップにお気に入りの壁紙なんかを設定しておくように、
自宅スタジオとかに飾っておいて、作業途中にふと目にしたりすると、より作業に集中できそうな感じ。
正直に欲しいと思いました。
僕は抽象画で気に入る作品に出会うことは少ないんですが、今回はイッパツでやられましたねぇ。


会期は今日と明日(8/31、9/1)を残すのみとなりましたが、
興味のある方は是非足を運んでみてくださいね。



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足立晃栄さんの二人展

僕の大学時代の先輩、足立晃栄さんが「ギャラリー 銀座一丁目」で二人展を開催しています。

ギャラリー 銀座一丁目 blog
http://blog.ginza1.jp//index.php?itemid=172300



古渡依里子/足立晃栄 joint exhibition

場所:ギャラリー 銀座一丁目
期間:2009年 8月27(木)〜 9月1日(火)
時間:12:00〜19:00(最終日17:00終了)※初日は17:00から開場


足立さんの造形作品はものすごく精密。
筋肉や皮膚の質感が恐ろしいまで高く、皮膚の下の血管までも表現されてます。
単にリアルなだけでなく、独自の世界観を持った作品が魅力的。
前回の個展の模様はコチラから。

今回も時間を見つけてお邪魔しようと思ってます。
興味のある方は是非!



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PowerMac G4からMacBook Proへ



7年間使い続けてきたPowerBook G4 867MHz。(写真下)
買ってから2〜3年はメインの音楽用マシンでしたが、寄る年波には勝てず。
メインの座をPowerMac G5→MacProに取られ、Webやメールなどの普段使いで余生を過ごしてきました(笑)
けど、そのWeb閲覧も最近の重いコンテンツ(特に動画)には歯が立たなくて・・・。
おまけにディスプレイのヒンジが割れて閉められなくなり、持ち歩くこともできないという状態に(苦笑)
そんな状況と、Snow Leopardが8/28にリリースされるという状況とが重なったので、
もう頃合いだなと思い、MacBook Pro 2.26GHz (13インチ)を購入しました。(写真上)
Snow Leopardを避けたのはアプリの対応状況が読めないから。
特に音楽系のアプリは対応が遅れることが多いため、せっかく買っても即戦力にならないようでは意味がないので。

さすがに7年も開きがあると、その性能差には隔世の感がありますね(笑)
動作の軽快さなんかはMacProなどで日頃から体感してるんですが、ボディの質感向上や軽量化にはとても満足してます。
グレード的には下位モデルですが、主な用途となる日常使いやモバイルレコーディング、ライブなどにはこれくらいでも十分です。
特に音楽は映像ほど負荷はかからないし、最終的なミックスなどはMacProで行うので問題ありません。
逆に軽さやユニボディのソリッドな上質感、そして価格の安さが得難い魅力になってますね。

先ほどPowerBook G4からの移行も難なく終わり、めでたくお役目交代となりました。
7年間お疲れさまっ!! >PowerBook G4



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誕生日にまつわる話

先日、誕生日を迎えたんですが、その日に新たな発見がありました。

僕は歴史が好きで、特に日本史にはすごく惹かれます。
幕末/明治初期から入って、戦国時代までさかのぼり、いまは明治後期、大正あたりにとても魅力を感じてます。
和洋折衷で、適度な便利さがあって、現代に通ずる文化レベルを持っている・・・。
江戸以前と比べると写真や当時のものもたくさん残ってるから、想像しやすいんですよね。
浅草の凌雲閣なんかは特に想像力をかき立ててくれます。
明治中期にあんなエレベーターを備えた建造物があったってことが、なんだか不思議な気がしますね。
大正の関東大震災で倒壊しまったのが非常に残念です。
こんな風にある種の憧れやロマンを感じる明治から大正に変わった日が、自分の誕生日と同じだったんです!
これはちょっとした驚きとともにかなりの親近感を覚えましたね。

この例に限らず、自分との生まれ年が同じという理由で無生物に親近感を持つことが多いです(笑)
池袋のサンシャイン60もそのひとつ。
生まれ年が僕と同じなんですよ。
僕は3歳くらいまで下板橋に住んでいたので、サンシャインによく行ってました。
迷子になったり、エスカレーターに靴のつま先が巻き込まれたり・・・。
そういう記憶がちゃんと残ってますね。
その後、引っ越しで東京から離れたけど、大学入学で豊島区圏に戻ってきて
久しぶりにサンシャインシティを歩いた時には、当時の記憶が鮮明に甦ったものです。
なので、いまでもサンシャインは特別な存在で、妙に落ち着く場所となっています。

余談ですが、僕と誕生日が同じで、尚かつ僕が知ってる人物を調べてみました。

・徳川秀忠(二代将軍)
・ヘンリー・フォード
・東條英機
・荒井注
・アーノルド・シュワルツェネッガー
・ジャン・レノ
・ケイト・ブッシュ
・阿部義晴

結構有名な方が多くてビックリです。
歴史好き、クルマ好きにとっては徳川秀忠やヘンリー・フォードと同じ誕生日というのは
とても光栄ですね(笑)

カエルは素晴らしい音楽家

日もとっくに暮れた20:00。
ふと思い立って、実家の方へフィールドレコーディングに出かけた。
筑波山の裾野に広がる古代米の田地が目的地。
僕のお気に入りの場所だ。
時計を見ると、すでに21:30。
ハンディレコーダーを持って真っ暗な田の畦にしゃがみ込む。

夜目にも黒々とした背の低い稲穂のステージ。
そこで繰り広げられていたはカエルと虫、そして水による壮大なオーケストラだった。
普段、こういった音風景はそのままの情景として聴き入るんだけど、今回の場合は違った。
彼らがそれを許さなかった。
彼らの発するサウンドがあまりにも音楽的だったのだ。

幕開け前。
ステージ手前ではちょろちょろと可愛らしい水音が絶えず流れ続けている。
まず舞台袖で「ジーーーーッ、ジーーーーッ」という虫と
「ミッミッミッミッミッ」という虫がリズムを刻む。
そこにステージ左に陣取るカエルの一団が「クァクァクァクァクァ」とやり始めると、
それを受けて右に陣取る一団が「クァクァクァクァクァ」とユニゾンする。
さらに絶妙のタイミングで中央から同様のユニゾンが加わるが、
途中でタイミングを変えてくるので、徐々にズレてきて複雑なリズムを生み出す。
その上、ステージ各所にスタンバっていたソロシンガーたちが、
「クケケケッ・・・・・・クケケケッ・・・・・・」とスキャットを入れてくる。
こ、これは・・・。
ミニマルミュージックそのものじゃないか!!
ステージ上の配置といい、16ビートのリズムと言い、まさに音楽ですよ!!
こんな神懸かり的なサウンドスケープに出会ったのは初めてです。
ライヒを彷彿とさせるそのステージに心から感動しました。

その後、場所を変えていろいろと音の配置を考えながらレコーディング。
田から少し離れて虫たちとカエルたちのバランスをとったり、
ポンプから激しく流れ出る水音を配置したり。
これがまたすごく楽しい!
ミキサーのパンポットで作る音像とはまったく異なる音体験に、
今更ながら目から鱗が落ちるのでした。


とにかくこのカエルたちの発する声が素晴らしく音楽的で本当にビックリした。
やはりつくばのカエルはひと味違うぜ!(笑)

スタインウェイの時計

なんと、いつの間にかスタインウェイの腕時計が作られてますね!

Steinway Watches
http://www.steinwaywatches.com/

サイトを訪れるとサティの「グノシエンヌ」が流れます☆
これだけでもやられちゃうなぁ(笑)
ラインナップは「Model C」「Model D」「Model M」といったふうに
グランドピアノのラインナップと同じネーミングにしてますね。
どのモデルも独特のケース形状で、グランドピアノのフォルムを連想させます。
個人的には「Model C」が気に入りました。
秒針がメトロノームをかたどったものになっていて、
当然動きもカチコチと往復するという凝った機構になってます。



日本では約180万円ほどだそうです・・・。

三毛

オスはめっっっっったに生まれないらしいですね。
多くの原因は染色体異常らしく、その場合生殖能力は持たないらしい。
現在、生殖能力のある三毛猫は日本で存命中の1匹だけだそうです。



彼女、なかなか整った顔立ちですね。
愛想のいい顔じゃないけど、ツンとした感じが割りと好き。
近寄ったら小声でニャ〜と鳴いてくれました。
ネコの小声って結構口を大きく開いてる割になんかウィスパーボイスな感じで
なんか魅力的。
あの小声って何か意味あるんですかね?

ソラノスフィア

新居昭乃さんのブログで僕のアルバム『seasonia』をご紹介頂きました!

記事はコチラから。


思わず雀踊りしちゃうくらい嬉しいコメントまで頂けて、本当に光栄です!
ご紹介文にあるように、アキノさんとは昨年(2008年)3月の品川教会ライブでお知り合いになりました。
2月のライブの時は普通にお客さんとして観ていたし、10年来のファンだったのでもうドキドキでしたね(笑)
実はこのアルバムの1曲目「sunny walker」の最初のリスナーはアキノさんで、
その時頂いた感想がこのアルバムを作る原動力になったのです。
なので『seasonia』の完成はアキノさんのおかげと言っても過言ではありません!


その新居昭乃さんも、先日最新アルバム『ソラノスフィア』をリリースされてます☆

アキノさんの音楽を聴くといつも心がフワフワと飛んで行ってしまうというか、
目の前にある見慣れた景色が違う世界に見えてくるような。
そんな不思議な魅力を持った音楽なんです。
僕は散歩が好きでよく歩いてるんですが、アキノさんの音楽を聴きながら歩くことが半ば習慣化してます(笑)
もう10年以上も続けてますが、まったく飽きないどころか、
そのときそのときで違った世界を見せてくれるので大好きなんです。
いま見てる景色とアキノさんの歌声がシンクロした瞬間なんかは
例えようもないシアワセな気分になりますね!
この最新アルバム『ソラノスフィア』もそんなシアワセな空気で満たされています。
もう胸キュンしまくりです!
みなさんも是非聴いてみて下さい!!
シアワセな気持ちになれること請け合いです☆



三島元樹 オフィシャルサイト
the view from "monoposto"

BIPOSTO 2009

すがすがしく晴れ渡った日曜。
アートユニット「BIPOSTO」の相方、櫻井と喫茶店でサクライとごにょごにょ話してたら
案外あっさりと次回作の方向性が決定。
偶然、ふたりとも同じアイディアを提案しあってるあたり、
BIPOSTO(2座席)の名に恥じないふたりだと思う今日この頃。
きっとこれが必然。

こうやって面と向かってマジメに話してると、
お互いの発言をきっかけにひらめいたりするもんです。
今回も、いままで漠然とした方向性しか持たなかった創作欲が、
一瞬で具体性を持ってハッキリと顕現した感じ。
もともとコミュニケーションの大切さってのは、
自分の中でプライオリティが高い項目だったんですが、
今回のように、こうやって膝を突き合わせて真剣に話し合うってことが重要なんだと改めて再認識しましたね。
こういうのって、ひとり(monoposto)でやってると味わえない楽しさ。
今年も面白くなりそうです。

というワケで、2009年後半のどこかで、またBIPOSTOの展示会を開きます!
詳細は決まり次第、このブログをはじめ各所で報告していきますので
どうぞよろしくお願いします!