気になるハンディレコーダー 2010

 今年に入って新モデルがたくさん出てきましたね。 
個人的に注目してたのがYAMAHA。 
W24C24という、魅力的なモデルを出してきた。 
サイズ、重量、電池の持ちに関しては、個人的にかなり高得点! 
W24にはリモコンも付いてるしね。 
肝心の音質も悪くない。 
どの周波数帯も概ねフラットに録音してくれる。 
悪く言えば「地味」なんだけど、後でEQするんだったら問題ないかも。 
個人的にはEDIROL R-09HRよりちょっと上だと思う。 
でも、もっと良い音質のレコーダーがあるのも確か。 

前から音が良いと言ってたZOOM H4nとかね。 
XLR(キャノン)端子が使える分、本体がデカくて持ち歩く気になれないのが難点(苦笑) 

価格帯がちょい上だけど、SONY PCM-D50もさすがに良いです。 
ZOOM H4nよりも業務用っぽい音で安心できます。 
本格的な仕様なので一般人にはオススメできないけど、デンスケを生み出したメーカーの意地を感じますねw 
ただ、やっぱり毎日持ち歩けるサイズ&重量ではない。 

同じSONYのPCM-M10は初心者にもオススメできるかな。 
マイクが無指向性オンリーな点と、高域の音質が若干弱いのが残念だけど。 
ソニー好きでソニータイマーが怖くない人は買って損なしww 

そんな中、最近発売されたTASCAM DR-2dはスゴイ! 
音質、サイズ、重量など、ベストバランス!! 
TASCAMの従来モデルはボディも音も安っぽくて話にならなかったけど、 
コイツは素晴らしい進化を遂げてます! 
ボディには一部金属が使われていて、軋みや安っぽさはないですね。 
そして、何より音がいい! 
SONY D-50、ZOOM H4nと同レベルの音の良さを持ってます。 
この3機種の良さは中域にあります。 
この中域の抜けの良さが、全体的な音の良さにつながっている。 
これらを聴いてから他のモデルを聴くと、1枚ベールを被ったように聴こえますよ。 
機能的にも現場のことを考えた機能が追加されてて使いやすそう。 
唯一の弱点は、最近のモデルにしては電池が6時間しか持たない点かな。 
まぁ内蔵式じゃないので、予備持ってれば問題はない。 


ってなワケで、自分で買うとしたらTASCAM DR-2dか、YAMAHA W24かなぁ。 
値段はどちらも同じで、音質ではTASCAM、携行性ではYAMAHAって感じ。 
これは悩ましい選択ですね・・・。 




the view from "monoposto"

ハンディレコーダー考察2009 秋

 最近、僕の活動の中でハンディレコーダーの稼働率が上がってます。 フィールドレコーディングが主な用途ですが、楽器音や身近なものを楽器的に使ってのサンプリングなどにも使っていて、そうした音は今年4月にリリースしたアルバム『seasonia』の中でも結構使ってます。 現在愛用してるのはEDIROLのR-09。 サイズ的にちょうどいいんですが、以前にも書いた通り、S/Nが悪いのが不満。 大きな音を録ってるときはマスキングされちゃうから気にならないけど、 森の中で木々のざわめきや小鳥の声なんかを録るときには、残留ノイズが気になってしまいます。 外部マイクを使っても同様なのがさらに残念。 というワケで、次の買い替えのためにいろいろリサーチをしてます。 先日発表されたSONYのPCM-M10がサイズ的にちょうど良さそうだなぁと思ってたんですが、なんと発売予定日がだいぶ前倒しになったようで、既に店頭にならんでました。 いじってみた感じ、操作に関してはまったく迷うことなく使いやすいですね。 ボディの質感やサイズに関しても特に問題なし。 ボディ背面にはスタンド固定用のねじ穴が切ってある点もポイント高い。 (R-09はねじ穴付きのケースに入れないとスタンドに設置できないので) しかし、この手の製品のキモはやはり音質。 さすがに店頭では音の善し悪しなんか判断できないので、某Webサイトでレビューされてたのを聴いてみました。 結果、悪くはない。 悪くはないけど、なにかが足りない。 原因はマイクの指向性です。 M10は無指向性のマイクを120度に開いて搭載してるんです。 そのため、広がり感はあるものの、ステレオ音像の中央に定位する音が弱く不鮮明になってしまうんですね。 いわゆる「中抜け」と言われる現象です。 この仕様だと、フィールドレコーディングや楽器演奏時のルームアンビエンスを録るのには向いてるけど、特定の音源にフォーカスした音を録るのには不向きなんです。 この点、上位機種のPCM-D50は単指向性マイクの角度を90度から120度まで可変できるので、中抜けを防ぐこともできるし、広がりを重視することもできる。 しかし、本体がちょいとデカいのが個人的には不満で。
そんな中、ちょっと気になる製品を見つけました。 正確には、前から気になってたけど、触るのは初めての製品。 それは、OLYMPUSのLS-11。 ボディは細身の金属製なので、適度な重みと高級感があるし、 なにより剛性が高いので録音時にボディが軋む音などが入らない。 背面にはねじ穴もある。 録音するのに操作に迷わないし、レベル設定もしやすい。 イイじゃないですか! 音質は、やはり某Webサイトのレビューで聴き比べてみました。 このレビューはいつも同じ音源を同じ位置で録音してるので、比較には最適。 結果、PCM-M10よりも好みの音でした。 実は前モデルのLS-10の音は聴いたことあったんですが、低域がスカスカでダメだなぁと思ってたんですよ。 メーカーはその辺をちゃんと改良してきたみたいで、商品説明でもその点をアピールしてますね。 問題は価格。 実売約3万円のPCM-M10に対し、こちらは約5万円。 金属ボディが影響してるのか? ちなみにサイズを無視すれば、音質、価格ともにZOOM H4nがベストだと思います。 存外にマイクのクオリティが高く、低域から高域まで素晴らしいバランスで録音できる。 フィールドレコーディングよりも楽器演奏を録るのに向いてる感じですね。 価格もPCM-M10よりも若干安い。 プラスティッキーで安っぽくデカい図体を除けばホント完璧だと思います。 まぁそのデカさはXLR端子を搭載してるせいでもあるので、一概に悪いとも言えないんですけどね。 PCM-M10の内蔵マイクには満足がいかなかったけど、考え方を変えれば、外部マイクと併用してシーンに合わせて使い分ければ、逆に録れる音のバリエーションが広がるとも言える。 OLYMPUSのもいいけど、差額の2万円でそこそこのステレオマイクを買った方がいいかもしれないですね。


圧倒的に美しいピアノアルバム

『ATAK015 for maria Keiichiro Shibuya』を買った。

渋谷慶一郎初のピアノアルバム。
ピアノは彼が好んで使うベーゼンドルファーのインペリアル。
プリペアドされたサウンドも使われていて興味深い。
実は、渋谷慶一郎のCDを買うのはかなり久しぶり。
初めて買ったのは2000年頃だったかな。
『end』というマキシシングル。
流麗なストリングスとミニマルなピアノ、そして時折現れるジャングルのビート。
その力強くも美しい曲たちに惚れてしまった。

次に買ったのは『ATAK003』。
高橋悠治とコラボレーションした電子音響作品。
こういう分野は21世紀の現代音楽だと思う。
ノイズ、パルス、そしてピアノが絡み合う世界は、どこかプリミティブさを感じさせる。
それはきっと人間もパルスで動いているから・・・。

それからだいぶご無沙汰してしまったけど、最新作となる今作を買った理由。
それは、このアルバムの成り立ちにどうしようもなく惹かれてしまったから。
渋谷慶一郎の公私のパートナーであるmariaが昨年他界された。
このアルバムは彼女に捧げる音楽なのだ。
最愛の人を失った音楽家がどういう想いでこのアルバムを作ったのか・・・。
それを知りたかった。
それは僕が音楽を通して突き詰めたいことのひとつだから。
ライフワークと言ってもいい。
10年前、僕は大伯父が亡くなったときに、物心ついてから初めて号泣した。
それ以来、生死に関しての感情が肥大してしまった。
僕の"音楽"という感情にそういったものが表れることは避け難いことなのだ。

だからこそ、このアルバムに込められた想いが痛いほど分かる。
これほど作曲家の生の感情が感じられるピアノを聴くのは初めてかもしれない。
「切ない」とか「悲しい」とか、そんな言葉は無意味だ。
その向こう側にある感情が、まるで空気のようにそこにある。
響きの深さが尋常ではない。
圧倒的に美しいピアノアルバム。
手放しでそう言える作品だ。

このアルバムはDSD(SACDのオーディオ規格)で録られたそうだ。
それをCDのクオリティまで落として収録することになる。
けど、DSDで録られた音はCDクオリティに落としても、その空気感などは残る。
当然、オーディオ的な音質の良さも格別だ。
こんな音のベーゼンのCDを、僕は聴いたことがない。
自分でベーゼンを弾いてるときに聴く音に非常に近い。
普通、ベーゼンを録音したCDを聴くと、一聴してそれと分かるくらいに
キャラクターがデフォルメされたような感じがする。
しかし、実際に弾くときは、CDの音とのギャップを強く感じる。
このアルバムにはそのギャップがまったくない。
これこそが演奏家が聴いてるピアノの音と言っても良いかもしれない。
作り手の想いを表現するのにこれほど適ったフォーマットはないのではないか・・・。

ただし、ひとつだけ注意が必要だ。
このアルバムはMP3やAACなどに圧縮してはいけない。
これほど圧縮による音質劣化が明らかな録音は稀だと思う。
つまり、それほどまでに緻密に音作りされた作品だということだ。



http.//monoposto.ciao.jp

ALLEN&HEATH ZED-R16

長年愛用していたSoundcraftのコンパクトミキサーの調子が半年ほど前から悪くなり始め、
騙し騙し使ってはいたんですが、最近は逆に騙されてるんじゃかいかと思うようになりまして(笑)
なので、思い切って買い替えました。
新たな仲間となったのはALLEN&HEATHZED-R16
FireWire接続によるオーディオI/F機能とMIDIコントローラー機能を備えた
現代的な仕様のアナログミキサーです。
個人的に期待したのは、ADATを搭載しているところ。
これならDAWからの8ch戻しを1本の光ケーブルで賄えるじゃないですか!
けど、実際にやってみたらノイズだらけの音に・・・。
どうやらシンクが上手くとれない様子。
マスター/スレーブの設定の組み合わせをいろいろ試すもダメ。
ダメなのはADAT INだけで、R16からのADAT OUTは問題なくDAWで録音できます。
輸入代理店のコルグさんに電話で問い合わせたら初期不良かもしれないと。
というワケで新品交換してもらったんですが、それもダメで・・・。
初期不良ではなく、別に問題がありそうですね。
ちなみにMacと接続してるオーディオI/Fを別の物にしてもダメでしたね。
FireWire接続はまったく問題ないんですが、ProTools環境メインなので使えないのが残念(苦笑)

肝心の音ですが、やはり良いですね。
特に低域〜中低域に締まりと弾力感があって、MACKIE.とは違う太い音です。
個人的にはMACKIE.よりも好みですね。
高域は価格帯が上のMAIDASほど伸びてはいないんですが、MAIDASよりも低域が太いので
全体的なバランスは良好です。
定位感もバツグンに良いですね。
EQの効きもすこぶる良く、ミッドレンジがQ幅可変のパラメトリックなのがナイス!
マイクプリはまだちゃんと試してませんが、とりあえずSM57を繋いでみたところ、
「SM57ってこんなに音良かったっけ!?」と思うほどしっかりした音でビックリしました。
それを前述のEQでいじってやると難なく求める音になるじゃないですか!
低価格帯のミキサーではこうはいかないんですよねぇ。
FireWire接続時の音質は、アナログ接続時よりもクリアな印象。(ある意味当たり前か?)
スピード感もあり、アナログ接続とはまた違った音質で好印象です。
AD/DAの質は10万クラスのオーディオI/Fと同等くらいですかね。

というワケで、この価格帯のアナログミキサーとしてはベストバランスではないでしょうか。
現状だとADATが使い物にならないのが残念ですが、普通のアナログミキサーとして使ってもかなり優秀です。
モニター系も使いやすいし、ヘッドフォン出力の音質もしっかりしてます。
個人的にはMIDIコントローラー機能はいらないかな(苦笑)
これでADATがまともに使えるようになるとパーフェクトなんですけどねぇ・・・。

余談ですが、新品交換前と後とでは、アナログ接続時の音質が若干違うように感じました。
最初の個体は中域が少し凹んだ感じで、そこをEQで補正してやると良い感じになったものなんですが、
交換してもらった個体は中域の凹みもなく、低域もよりふくよかに出ていて
EQしないでもバランスの良い素晴らしい音を出してくれました。
やはり個体差というものがあるのかもしれませんね。


追記
このミキサー、バスがメインの2MIXしかないのでグループバスを必要とする環境では少々使いづらいです。
アナログのダイレクトアウトもなし。
ADAT使用時には16ch分のプリ/ポストEQのデジタルダイレクトアウトとして使え、
FireWire使用時にはそれに加え17〜18chに2MIXのデジタルアウトがアサインされます。
この仕様からすると、FireWire接続を前提とした設計のように思われますね。
うちの環境だとADATインがまともに機能してくれないのでさらに使いづらいです。
レコーディングには不便なので、別途バス付きのミキサーを買うハメに・・・(苦笑)
音は良いのにもったいないですね。
バスが必要な環境の方は迷わずWizard3シリーズを買った方が良いでしょう。

あと、接続するケーブルの特徴がかなり出ます。
最初はカナレ L-4E6Sを多用してましたが、前に使っていたSoundcraftの時より
全体的に音が緩くボーカルの帯域が凹んで聴こえるのが気になったので、
ケーブルをベルデン8421に替えたところ激変!
高域の伸びが良くなり、気になっていたボーカルも前に出てくるようになりました。
他のケーブルも試してみたいところですね。


2009.09.15 追記
ADAT入力に酷いノイズが入る件ですが、最新Firemwareを入れて再度MOTU 828で試したところ問題なく入力されました。
以前試したときダメだったのは、単に設定を間違ってたのかもしれません。
しかし、相変わらずM-AUDIO FW1814はビリビリというノイズが酷く使い物になりません。
R16からFW1814へのADAT出力に関しては問題ないのですが、シンクが切れることがしばしば。
FW1814のクロック周りの精度に問題がありそうです。
これはオーディオI/F自体を買い替えないとダメですね・・・。

SUBバスが無い件ですが、現状はAUXをREC用のバスとすることでなんとか対処してます。
その分、外部エフェクターを繋げなくなりますが・・・。

余談ですが、MACKIE.がProTools M-Poweredに対応したFW搭載ミキサー Onyx iシリーズを発表しました。
Avid傘下以外の製品では初めてじゃないでしょうか。
スゴイことです。
M-Poweredユーザーとしては、この勢いで他社にも対応していって欲しいところですね。
気に入ったオーディオI/Fを使えないというのはやはりツライ・・・。

nano vs touch 音質比べ

いまさらですがふと気になって、手持ちのiPod nano(第2世代)とtouch(初代)の音質を聴き比べてみた。
以前、nanoとiPod(Click Wheel)を聴き比べたときは
ぼやけた低域のiPodに対し、タイトでガッツのあるnanoの方が音が良いと思ったものですが、
果たして今回の結果は・・・!!

まずは付属のApple製イヤフォンで聴いてみる。
思ったより差がありますね。
パッと聴いたとき、nanoは中低域にコシのある感じでどっしりした印象。
touchはレンジが広く左右にも広がりのある、いわゆるHi-Fiな印象でした。

より詳細に検証しようと思い、音楽制作で愛用しているAKG K271Sで再度聴いてみる。
その印象はイヤフォンの時と同じでしたね。
nanoはとにかく中域の厚みがあり、定位的にはセンターの存在感が強いです。
レンジはあまり広くなく、高域の鳴りは割りとザックリしていて繊細さはない。
一方touchは、左右の広がり、定位感、解像度、高域の伸びなど
明らかにnanoよりバランスが良いですね。
ただし、低域のエネルギー感はnanoよりもほんの少しスッキリとしてるので、
物足りないと感じる人は低域の出るイヤフォンやヘッドフォンで聴いた方が良いでしょう。

結果は、個人的にはtouchの勝ちですね。
マニアックな言い方をすると、コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違いに似たものを感じました。
けど、nanoのガッツある音は、それはそれとして価値があります。
おそらくロックやジャズなんかはnanoの方がまとまりがあって楽しく聴けるんじゃないかと。
それに初代touchは音楽プレイヤーとしては使い勝手が悪いです(苦笑)
先日発表された第2世代は本体サイドにボリュームボタンが付いたので
だいぶ使いやすくなってそうですね。
同じく新登場の第4世代nanoの音も気になるところですが、
いまのところ買う気はないので。
iPhoneも同じ(笑)

何にせよ、屋外で聴く場合はハッキリ言って両者の音質差なんて気にならないですよ(苦笑)
デザインなり機能なりで自分の目的に合ったiPodを選び、
お気に入りのヘッドフォンでお気に入りの音楽を聴く。
それがイチバンだと思いますね!

小型ヘッドフォンのダークホース PHILIPS SHL9500

コレ、安くて音がイイです!

PHILIPS SHL9500
http://kakaku.com/item/20463811149/

去年、オーディオテクニカの小型ヘッドフォンFC700を買って以来、
この手の製品はあまり気にしてなかった・・・というか、
むしろiPod標準のイヤフォンに戻してしまったくらいに
小型ヘッドフォン使用頻度が低下してしまってたので、
コイツと出会ったのはホントに偶然。
全然使ってなかったミキサーの買取り査定の待ち時間に見つけて
なんとなく試聴してみたら、想像以上に良くてビックリ!
サイズからは想像も出来ないようなもっちりとした低音が!!
ホント、もっちりって感じの弾力感のある低音。
オーディオテクニカのようにタイトでもなく、
BOSEのようにモコモコってワケでもなく、
とても心地よいもっちり感です。
高域もそこそこ出てるけど、それ以上に中域にガッツがある感じ。
ソニーのドンシャリとはひと味違う(笑)
全体的にバランスが良く元気な音ですが、
音像はそれほど広くない印象を持ちました。
表現力よりパワー重視といったところですかね。

音楽ジャンル的には、最初に聴いたJAZZがえらく気持ち良く鳴ってましたね!
その後聴いたJ-POPでは若干音が団子状態な感じがしました。
解像度はそれほど高くはないみたいです。
反面、オーディオテクニカと違って聴き疲れしないのはとても良い。
コレを聴いた後、僕も持ってるFC700を聴いたら、
いやぁショボイショボイ(苦笑)
FC700もオーディオテクニカの中じゃまともな方だと思ってたけど、
いかんせん線が細い感じがしちゃいます。
個人的な趣味からすると、まったく敵わないですね。
それくらい腰のあるしっかりした音でした。
むしろこれだけの音が出る方が異常です。
ホント、こんな十円まんじゅうみたいなサイズからは想像できないほど
まともな音が出てます(笑)
コレに匹敵するバランスの良さとガッツのある小型ヘッドフォンは、
開放型だけどAKG K24Pくらいしか知りません。
まぁ音楽制作に使ってるヘッドフォンなんかと比べると
さすがに作られた音って感じがするけど、
音楽を楽しむんだったらこれくらいの個性はあった方が面白いですね。

装着感も軽く、側圧も強くないので快適。
音漏れに関しては不明ですが、常識的な音量なら大丈夫そう。
アームを捻って折り畳めるので、収納もコンパクト。
見た目は好き嫌いが分かれそうですが。。。
もう使い古された常套句ですが、このサイズと値段でこの音だったら
買って損はないですね。

フィリップスという世界的メーカーなくせに日本ではマイナーなあたりも、
人と違うのを好む人には持ってこい(笑)
いやぁ、とんだダークホースを見つけてしまった。
数日後には、さして必要もないのに買ってしまってそうでコワイ(苦笑)

シェーンハットを弾いてみた

以前の日記にも書いたことのあるシェーンハットのトイピアノ。
国内販売が決まってからずっと気になってたんですが、
やっと実物に触れることが出来ました。
今回弾いてみたのはコレ。

http://www.korg.co.jp/KID/Schoenhut/products/mfp.html
※ページ下の25鍵盤モデルです。

アップライトみたいなカタチをした下位モデル。
まず、見た目が結構デカイ(笑)
日本ではカワイのトイピアノが一番有名だけど、
それよりもボディも鍵盤も大きいです。
肝心の音色ですが、とてもステキな音でした☆
なんて言ったらいいんだろう。
カワイのがグロッケンみたいな音なのに対し、
こちらはハンドベルやチャイムみたいな感じの音です。
街角にある大きなからくり時計のオルゴールのようにも聴こえますね。
音も大きくて線の太い音です。
鍵盤のタッチは、いかにもトイピアノって感じだけど、
ちゃんと強弱をつけられるあたり、出来の良いアクションを使ってると思われます。
お値段は実売で1.4万くらいだったかな?
カワイのものと同じくらいですかね?
シェーンハットではさらに上位のモデルも用意してるので、
それらも弾いてみたいですね。
特に最上位のモデルはちゃんとピアノ線を張ってある本格派です!
(通常は金属棒をハンマーで叩いて音を出しています)
気になる方はHPをチェック!

Schoenhut(シェーンハット)
http://www.korg.co.jp/KID/Schoenhut/

壁コンセント替えてみました

壁コンセントを替えてみました。
オヤイデ電気のSWO-XXX ULTIMOにFURUTECHのプレート 102-Dを付けて。
壁コンセントとなると、間にディストリビューターや電源タップが挟まる分
各機材からは一番遠いところにあたるので、明確な音質変化は期待してなかったんですが、
工事終了後、一聴して変化が分かりました。
おおざっぱに言うと「派手になった」です(笑)
高域はキレイに伸びて気持ちよいです。
特にシンバル等の金物の響きがとてもよくなりました。
あと、アナログシンセの出音にもかなり影響を与え、
もっさりした感じが取れ、ベールを一枚脱いだかのようにクリアになりました。
低域は若干スッキリしてタイトになった印象。
全体的にスピード感が増したサウンドになりました。
交換前、中域あたりにあった特徴的なピークもなくなりましたね。
慣れ親しんだものがなくなるってのは、それが改善であってもちょっと寂しいものです(苦笑)

ともかく全体的に作業しやすい音質にまとまってきました。
とりあえず、電源周りなんて効果の見えにくい(実際に変化はしてますが)ところへの投資はいったんやめて、
今後はもっとクリエイティビティに関わるところを改善していきたいですね。
シンセやエレピとかの楽器とか。
やっぱり楽器を買い替えたりするのが一番こころが弾みます(笑)

AKG K271 MkII ファーストインプレッション

AKGのヘッドフォン、K271 MkIIを楽器店の店頭で試聴しました。
僕は長年、前モデルであるK271Sを音楽制作のメインヘッドフォンとして使用してるので
この新モデルの実力は気になるところ。

まず見た目ですが、ハウジングが濃紺色になり、重厚感は減りましたね。
個人的にはブラックの方が好きでした。

試聴して最初に感じたのは、
「あれ?ちょっと骨太になったかな?」
でしたね。
すぐさま隣にあった前モデルのK271Sと比較してみると聴き慣れた音が耳に飛び込んできて、
その印象が間違いでないことが分かりました。

高域に関しては、明らかに前モデルよりも出ています。
それに伴い解像度が向上してました。
アコギのストロークなんかを聴くとよく分かりますね。
K271Sもまあまあ解像度は高い方だと思ってましたが、
MkIIと比べると団子状なうえに平面的に聴こえます。
K271Sユーザーとしては、この点はちょっと悔しいですね(苦笑)
中域〜中低域にかけてはずいぶんと出るようになりました。
この点が最初に感じた骨太感の主な要因だと思います。
低域は前モデルでもタイトでしたが、量感は若干向上したように思います。

ここまで聴いてみて再度全体を見渡してみると、
前モデルの特徴だった、耳からちょっと離れたところで鳴っている感じがずいぶんと薄まって、
割と常識的な密閉型の鳴りになってしまったように感じました。
エイジング時間の関係もあるので言い切ることはできませんが、
それぞれの印象を簡単にまとめると、

K271S→低域の量感は薄いが、繊細で広がり感のある音。
K271 MkII→前モデルより広がり感は減ったが、全体の性能は明らかに向上している。

って感じですね。
たとえ買い替えたとしても、すぐに馴染んで制作現場でも安心して使用できそうです。
ちなみに僕はK240Sも所有してるので、K240 MkIIも試聴してみました。
が、あまり良い印象は持ちませんでしたね。
もともとK240Sの音が好きになれないせいかもしれませんが(苦笑)
相変わらず低域がモコモコとした鼻づまりサウンドで、馴染めませんでした。


余談ですが、AKGからはK272HDという、K271 MkIIに良く似たモデルも発売されてます。
こちらはハーマンインターナショナルの取扱い(MkIIはオールアクセス)になりますが、
どうやらMkIIは音楽制作向けの業務用的性格のシリーズで、
HDはホームユース向けのシリーズというような位置づけのようです。
MkIIシリーズには備わっているケーブルの着脱機構などのスタジオユース向けな仕様が
HDシリーズでは省かれているところを見ても、そのことがうかがえます。
カラーリングはグレー(ハウジング)×アイボリー(バンド)なんですが、
なにげにMkIIよりもこっちの方が好きです(笑)
実際に音を聴き比べてはいないので何とも言えませんが、
価格差と付属品の内容を考えると、K272HDを選ぶ理由がまったくと言っていいほどないですね。
強いて言えばカラーリングくらい(苦笑)
とにかくHDシリーズは高すぎます。
この値段出すならK701などを買った方が良い気が・・・。
ともかく、この2シリーズで購入を迷っている人には、MkIIシリーズを強くオススメします!

EDIROL R-09HR 簡易レビュー

僕の作品でも大活躍してる愛用のハンディレコーダー EDIROL R-09の後継機である
R-09HRが本日発売されたので、早速触ってきました。

本体はほんの少し大きくなりましたね。
その分、有機ELディスプレイのサイズアップやボタンの追加などされています。
細かいスペックはここでは省きますが、個人的に気に入った点は以下の通り。

・24bit/96kHz WAVEフォーマットでの録音
・ワイヤレスリモコン付属
・本体上部のLEDインジケーター
・アナログリミッターの搭載

特にリモコン操作が可能な点は、他のライバル製品にはない大きなアドバンテージです。
僕のようにピアノを録ろうとした場合、手軽に録ろうと思うと
どうしても手の届く譜面台に置くしかなかったんです。
でも、リモコン(とマイクスタンドアダプター)があれば、
音響的に良い位置に自由に設置できるようになります。
その際、リモコンで入力ゲインの設定も出来るし、
本体上部のLEDでピークの確認も出来るしで、
使い勝手はかなり良くなってそうですね。

今回は店頭で触っただけなので、音質のことには触れませんが、
ひとつだけ気になった点が。
電池ケースは本体背面のカバー内に移動したんですが、
この蓋の精度がイマイチで、ちょっと触るとカタカタ鳴って
思い切りマイクで拾ってしまいます。
これは最悪です(苦笑)
しかし、店頭展示品はACで駆動していたので、
実際に電池を入れた場合はどうだか分かりません。
仮にダメでも、蓋の裏に薄いスポンジを貼付けて
電池との隙間を埋めてやれば改善出来ると思います。

とりあえず、今回は購入を見送りました。
まだ品質面で安心が出来ないので。
実は見た目も旧型のR-09の方がずんぐりしててカワイイんですよね(笑)