オーディオ用USBケーブル 比較試聴

2013.01.19 Saturday

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     少々遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
    みなさま、今年もよろしくお願いいたします♪


    さてさて、前回の記事でRME Fireface UFXを2度目の修理に出したと書きましたが、
    その後、無事に戻ってきてバリバリ働いてくれてます。
    で、年も明けたし、ここらでMacとの接続をFireWireからUSBに変えようかと思いまして。
    Fireface UFXはFWとUSBの両方に対応しているのですが、
    ファームウェアのアップデートはUSB経由でしか受け付けてくれません。
    ありがたいことにRMEは割と頻繁にファームウェアをアップデートしてくれるので、
    その都度接続を変えるのが面倒になってきてたので(^^;;
    しかし、本当の理由はと言うと、メーカーが

    「USB接続よりFW接続の方が若干パフォーマンスが良い」

    と、公表しているから!
    だったらUSBにしない理由はないじゃないですか!!
    それに、製品自体もUSBケーブルの方が数多く出回っていて選択肢が広く
    面白そうだったというのもありますねw

    そこで、普段からお世話になっている宮地楽器 神田店さんでUSBケーブルをいくつかお借りして
    比較試聴をしてみました。


    ちなみにclass Sは数ヶ月前に知人から譲ってもらって試用していたものです。
    それでは早速レビューです。


    【OYAIDE d+ USB class S】
    FW接続時は同社のd+ FireWireを使用していたのですが、当然の事ながら音はまったく違います。
    class Sの方が派手めで、センターに定位するもの(ボーカルやベース、キックなど)が
    グイグイと前に出てきます。
    相対的に横方向への広がりが控えめになりますね。
    これは音楽制作する立場からすると若干の違和感を感じるバランスでした。
    まぁこの辺は使用する機材環境などの影響や好みもあるとは思いますが。
    ちなみにFWの方は音像が横へ広がるタイプです。
    解像度はclass Sの方が高いと思います。
    これは導体の違いも影響してるのかもしれません。
    class SがPCOCCなのに対し、FWは銀メッキ高純度無酸素銅となっており、
    これはUSBのclass Bと同じ導体ということになりますね。

    【OYAIDE d+ USB class A】
    センターがグイグイ出てきたclass Sに比べ、こちらは左右への広がりが出てきて良いですね。
    かと言ってセンターが引っ込む感じもしないので、非常にバランスのよい音像だと思います。
    この点は、d+ Firewireよりも好バランスだと個人的には感じました。
    周波数レンジも広く、上から下までしっかり出ています。
    特に中低域〜低域にかけての量感が比較的たっぷりしていて気持ちがよいです。
    こと音楽制作に関しては、class Sより断然こちらの方が向いていると言えるのではないでしょうか。
    もちろんリスニングにも最適。
    値段を考えると、これは1本持っていても損はないケーブルだと思います。
    特にUSBケーブル初心者はこの音を判断の基準にするとよいかもしれません。

    【Toneflake WAGNUS. Milky Beams Out】
    アウトボードなどのカスタマイズで有名なToneflakeと
    高品位ハンドメイドケーブルのWAGNUS.のタッグによって生まれたこのケーブル。
    一般のオーディオファンにはあまり馴染みがないかもしれません。
    肝心の音質は、これがもうびっくり!
    今回比較した中ではダントツの解像度を誇ります!
    スピード感が速く、とにかく正確な音・・・といった感じ。
    まるで"極限まで身体を絞り込んだアスリート"のような音w
    楽曲のミックス的な音の質感の違いまでも、いままでとは別次元で分かってしまう。
    音数の多い曲でも、各パートの演奏内容が一番聴き取りやすかったです。
    低域はOYAIDEの2モデルのような気持ちよくふくらむ感じはないものの、むしろレンジ感はより広く、
    ローエンドまでしっかりと伸びていて音程もとりやすいです。
    とある楽曲でキックにディレイがかかっていたのを、このケーブルで初めて気づきましたww
    しかし、この正確さは、ひとによっては「固い」「冷徹」とも感じられるかもしれません。


    締めくくりとして簡単にまとめをば。

    ・class S → ボーカルものなどを気持ちよく楽しむのに良い。
    ・class A → リスニングから音楽制作までオールマイティにこなせてC/P抜群。
    ・Milky Beamz Out → 音楽制作にもってこい!分析的に聴きたいオーディオファイルにも◎

    といった感じでしょうかね。


    というワケで、音楽制作がメイン用途の僕はMilky Beamz Outを購入しました♪


    現在販売されているものは上の写真を見ても分かる通り
    プラグ部分が黒くマイナーチェンジされたもののようですが、
    音の印象は変わらないと思います。



    the view from "monoposto"
    コメント
    実験するときは
    PCの電源は落としてコードも抜く
    蛍光灯も消す(ジーーッて音
    してませんか?)
    プレーヤーとアンプ、DACは
    別のコンセントから電源を取ります
    そうすれば明瞭な差が出ますよ

    • by 333
    • 2013/03/11 10:56 PM
    >333さん

    コメントありがとうございます。
    当方、業務として音楽制作をしている環境なので、
    電源環境にもそれなりに配慮しており、
    その類いのノイズの混入はありません。
    なのでご安心ください!
    その上でそれぞれのUSBケーブルの特徴を書いておりますので、ご参考までに♪
    • by Genki Mishima
    • 2013/03/11 11:50 PM
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