BELDEN 88760

 ちょっときまぐれにケーブルを自作してみました。
前から気になってたBELDEN 88760です。


プラグはAmphenol製のTRSをチョイス。
定番のNEUTREKやSWITCHCRAFTよりも安いけど、割としっかりしてます。
長さは1mで、オーディオI/Oからサミング用のミキサー(ALLEN&HEATH ZED-R16)への出力用に作りました。
いままではど定番のCANARE L-4E6S(TRS)を使ってました。
というワケで、この2つに加え、オプティカル入力(ミキサーにADAT入力があるため)を比較してみます。


・オプティカル入力(SAECの古い1万円くらいのケーブル)
 さすがにクリアな音ですね。
 高域の伸びも良く、低域には締まりがあり、とてもバランスの良い音。
 ほんの若干、中域が薄い感じがしますが、これは好みの範疇ですね。
 DAされた後はアナログサミングなので、デジタルとアナログのいいとこ取りな印象w

・CANALE L-4E6S
 オプティカル入力と比べると一気に地味になりますねw
 変なクセのない素直な音です。
 が、低域の太さはオプティカル入力を凌駕しており、ふっくらした感じが心地よい。
 中域はそこそこですが、その下の中低域がしっかりしており、
 ボーカルなんかは声が太くドッシリとした感じになります。
 高域はさすがにオプティカル入力ほど伸びず、空間の奥行きなんかは見えづらくなります。
 総じて柔らかく太い感じの音だと思います。
 ただ、スピード感という点では少々緩いかもですね。

・BELDEN 88760
 オプティカル入力とCANAREのちょうど間な感じです。
 高域の伸びは4E6Sと同程度ですが、低域は若干抑えられてスリムな感じに。
 とは言え、オプティカル入力よりは明らかに太いですね。
 中域〜中高域の密度感は4E6Sよりも勝っており、ボーカルが前に出てきます。
 スピード感のある明るめの音、それでいてアナログ的な太さもあるのでとても気に入りました。
 2MIXのマスターを通すにはこちらの方が向いてる気がします。


余談ですが、Kick、Snare、OH、RoomをADAT8chを使ってサミングしProToolsに戻した2MIXと、
ProTools内でバス経由でステレオトラックに録音した2MIX、
さらにその2MIXをミキサーへ通して(4E6S)ProToolsに戻した(BELDEN 8412)2MIXの比較もしてみました。
結果を言うと、内部MIXに比べ外部ミキサーを通した方がやはりまとまり感が出ます。
特にADAT経由でサミングした音は、重なった音の前後感も分かるような感じで、
アナログサミングの効果を感じられる結果でした。
2MIXをミキサーに通したものは、ドラムキットがひとつの塊となったかのようなような、
ガッツ溢れる押し出しの強い感じでしたね。
目的によって使い分けられそうです。

いやぁ、アナログはやっぱり面白いですね。
ミキサーのヘッドアンプで軽く歪ませて音を作ることも出来るし!
味気ないソフトシンセの音も、こうしてひと手間かけると表情豊かになるのでオススメです♪
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