RME Fireface UFX レビュー ※2011/2/21追記

 オーディオI/Oを買い替えました。
ProTools 9になり、オーディオI/Oの選択の自由度が高くなったのに加え、
現在使っているものが筐体内部から異音を発するようになってしまったので・・・。
OS9でCubase VSTを使ってた時代からOSXでDPをメインにしてた2009年まで、
そしてProTppls 9にしてからの数ヶ月、トータルで実に10年近く愛用してたMOTU 828に代わり、
発売されたばかりのRME Fireface UFXへの変更です。
ProTools 9以前はM-Poweredだったので、他にもProFire2626やFW1814など
M-AUDIO製品も所有してるんですが、
ドライバーが不安定だったりヘッドフォンアウトにノイズがのったり、
肝心の音があまり好みじゃないのでもう使う気になれなくて(苦笑)

さて、Fireface UFXですが。
素晴らしい音質でございますよ!
MOTUは中低域にガッツがあり音の広がりも若干こぢんまりとしてたんですが、
RMEは評判通りフラットでワイドレンジですね。
位相特性が良いのか、左右への広がりもとても良いです。
フェイズをいじったトリッキーなSEなんかは、頭の後ろまで回り込み、
耳の後ろから包み込まれるような感覚が味わえます。
そして解像度がとても高い!
MOTUやM-AUDIOを使ってた頃は気づかなかったような音がたくさん見えてきます。
もちろんMOTUやM-AUDIOでも聴こえてはいたんだけど、
一生懸命に聴き入らなくても勝手に聴こえてくるんですよね。
テクノなんかで2種類のキックを使ってるような曲でも、
その2つがちゃんと別々の音色として聴こえ、さらに前後感まで聴き取れます!
RMEはミックスに向くと聴いていましたが、それも頷けるというもの。
確かにミックス作業はラクですよ、この音はw

マイクプリに関してはまだ本格的に試してはいないんですが、
とりあえずSM57を繋いでガットギターを弾いてみたところ、
タイトでスピード感があり、変な色づけを感じないとてもピュアな音でした。
ALLEN&HEATHのミキサーのHAと比べても数段上な感じです。
GAINも十分で、レベル合わせも本体前面の液晶の表示が巧みで合わせやすい。
オーバーするとそのチャンネルのメーター自体が赤くなるので視認性バツグンです!
このマイクプリはかなり使えそうな手応えを感じますね♪

付属のミキサーソフト TotalMix FXは慣れが必要ですが、なかなか便利です。
リバーブやディレイも十分"使える"クオリティです。
インプットやアウトプットに装備されたEQやコンプもガシガシ使える感じ。
これらの操作は本体前面の液晶画面とロータリーエンコーダーでもまったく同じ操作が行えますが、
もちろんパソコンの画面で操作した方がラクw
まだまだ使いこなせてないので、実制作をしながら慣れていこうと思いますww

惜しむらくは、本体前面の一番大きなロータリーエンコーダーが
MAIN OUTと2系統のPHONE OUTのみしか操作できないことですかね。
MAIN OUT(OUT 1/2)の端子はXLRなので、いままでTRS - XLRのケーブルでモニターに送っていた僕の環境だと、
OUT 3/4などに挿さなくてはいけなくなり、そうなるとモニターの音量調節がしづらくなってしまう・・・。
と思ったのですが、OUT 3/4以降は液晶右の2つのロータリーエンコーダーで制御できるので、
ヘッドフォンとスピーカーの調整ノブを分けることになり、かえって便利なことに気づきましたw
ちなみにヘッドフォン出力の音質も素晴らしく良いですね。
愛用のAKG K271Sがまるで別のものになってしまったかのようww

余談ですが、モニタースピーカーへの接続は、最初はMAIN OUT(XLR)から
モガミの2549でDynaudio BM5Aへ繋いでたんですが、
左右の音の存在感は良いんだけど、センター定位のボーカルなどが引っ込んで聴こえて
なんだか違和感があったんです。
そこで、いままで使ってたオヤイデ PA-02(TRS - XLR)をOUT 3/4に接続したところ、
見違えるように良くなったのには驚きましたね。
ボーカルがしっかり存在感を持って前に出てきました。
中高域〜高域にかけてもしっかり伸びて艶っぽさが加わり、
モガミではだらしなく繋がって聴こえてたエレキベースのラインが
歯切れ良く、音程感もハッキリと聴き取れるようになりました。
やっぱりケーブルは大事だなぁと改めて感じましたね。


※追記
本文で、フロントパネルの大きなロータリーエンコーダーではMAINとPHONEしか制御できないと書きましたが、
そのMAIN OUTはTotalMix FXで任意のHARDWARE OUTに変更できました。
MAINだけでなくPHONEも自由にアサインできます。
やはり大きなノブで操作したいという場合、問題なく対応できます。



----------------------------------
the view from "monoposto"
コメント
トラックバック
この記事のトラックバックURL